学生時代に留学をしたカナダに到着。
朝から晩までアルバイトをして貯めたお金で念願の留学、英語も栄養学もバリバリ勉強して、友達もいっぱい作ろう!と、張り切って留学したのに…。
英語にも大学にも馴染めず、授業を欠席し、寮で引きこもり状態。
寮なのに居留守をつかうという訳のわからないことをして、ストレスで過食し体重は20Kg増え(途中で量るのをやめたのでそれ以上かも)、逃げるようにひとり貧乏カナダ横断の旅に。
駅や移動のバス、安モーテルに泊まって、ナイアガラの滝に到着。
現実から逃げている自分が情けなくなって、あの滝から落ちてみたら…なんて、今なら、「大したことないよ!楽しんで!」って、言ってあげられるのですが。
完全に自己喪失、英語コンプレックスがひどくなるきっかけを作ってしまいました。
でも、今思えばこのひとり旅が後の私をつくってくれたのだと思います。
海外に行ったこともない、当然、英語も話せない母が心配して、ひとりでカナダに来てくれたのがうれしかったな。
今年、私はその時の母と同じ歳になるなんて、感慨深いです。